> Works > まんのう町かりん生産者会
香川県まんのう町は古くより「かりんの町」として知られ、各家庭でジャムやかりん酒を作る習慣があります。その食文化を発信したいとまんのう町のかりん農家が企画し、2021年かりんジャムを開発。しかし残念ながら販売が伸び悩み、実質赤字事業となってしまいました。そして2022年、Shikokuブランドにお声がけいただき、リブランディングにより売れるようにしたいとのご意向をうかがいました。
デザインに先立ち、商品の位置づけから考え直すことに。料理に入れるとコクのある甘辛料理になることが分かったため、用途の狭いジャムというカテゴリーではなくかりん万能ペーストの方向性でリニューアル提案しました。ネーミングも「まんのうかりんジャム」から「香川県まんのう町のとろける蜂蜜かりん」に変更。パッケージも上質で高級感あるデザインへとリニューアルしました。
販売戦略としては、産直お取り寄せ通販サイト「食べチョク」に出店。価格戦略も1,000円とプレミアム感のある設定にし発売しました。
食べチョクではスタート直後から注文が入るなど好調に推移。Shikokuブランドの紹介により高松市のセレクトショップ「まちのシューレ963」やかがわ物産館「栗林庵」でも取り扱いがスタートしています。引き続き、販路開拓支援を行っていく方針です。