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高知県本山町の地域活性化策として。

「大原富枝文学館」
リニューアル

オーダー

中山間地域に位置する高知県本山町。過疎化が進み、地域活性化に取り組む人材・ノウハウが不足していました。そこで、限られた予算の中で町保有の施設の有効活用施策を企画してほしいとの要望をいただきました。

実施内容

折しも、本山町出身の作家 大原富枝の文学館が開館30周年を迎えていました。この周年のタイミングを活かし、「大原富枝文学館のリニューアル」を地域活性化につなげられないかと考えました。
まず、大原富枝を知らない世代にも親しみを持ってもらい、外からの集客と地域コミュニティ化を図るため、大原富枝とその愛犬をキャラクター化。イラストは人気劇団「ヨーロッパ企画」のメンバーでもありNHKの番組のキャラクターデザインなども手掛ける角田貴志氏にお願いしました。さらに、オリジナルグッズを多数提案し製作。客単価UPをねらいました。
また、これまで統一されていなかった作家の写真を一枚に統一したり館内動線を設定し直すなど、多面的にリニューアルに取り組みました。

結果

同町の担当者からは、開館以来リニューアルしていなかったポスターやカタログ、グッズを新たに作成でき大変嬉しいとのお言葉をいただきました。職員の皆さんも一緒に考え取り組んだことでモチベーションアップにもつながったそうです。
今後も、文学館のPRおよび同町の地域活性化に向け連携していく予定です。